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昭和40年男 連載プラモ棚 第13回 「バルタン星人のプラモデル」 補足情報!

13回タイトル640-6

発売中の「昭和40年男」で連載しているプラモ棚
「第13回 バルタン星人のプラモデル」の補足情報
です。

今回の見どころの一つは、ただ突っ立ってるだけじゃプラモデルのパッケージにならない!
そんな絵力を感じられるプラモデルです。
怪獣型ではない人型のバルタン星人などは、箱絵の中に子供たちのワクワクをどれだけ表現できるか!
そこで力を出せるのが昭和パッケージアーティストの凄いところ。

それでは、お手元の最新号「昭和40年男」と共に、補足情報、楽しんでください! 

~ブルマァク バルタン星人~
●誌面のブルマァクのバルタン星人完成品と比べてください。
バルタンJr640
※右画像は「バルタン星人 不滅のダークヒーロー」より(コスミック出版 2009年12月18日発行)
新マンに登場したバルタン星人Jrは、どう見ても、プラモデルを参考に造形されたように感じるのは私だけでしょうか?
番組登場時期も、誌面で書いた通りですし、スポンサーのブルマァクへの忖度っぽい感じも。。。。


ブルマァクのバルタン星人に貼られている「版権シール」は、ST無し含め、全て「帰ってきたウルトラマンシール」となってます。因みに、キングジョーやエレキングは「セブン」の版権シールが貼られています。


●パッケージの構図に近いものが、怪獣図鑑にあります。
怪獣カード640
※講談社/昭和62年(1987年)4月14日発行「ウルトラマン大全集」から

怪獣図鑑の第一号だそうで、そのNo.4カードの「バルタン星人」に構図が似ています。
怪獣カード-バルタン640※バルタンカード画像はネット拾い物のです。

深読みすれば、ブルマァクのパッケージは、最古の怪獣図鑑バルタン星人をオマージュさせ、梶田氏ならではの思い入れで描いた力作と考えると、また、世界が広がります。

そして、解けなかった謎があるのですが、火星?のような背景。バルタン星人に、この背景のイメージは無かったのですが、挿し絵や設定など、この背景と関連できそうな情報ありましたらご教授お願い致します。


●側面のマットアロー1号はプラモデルでは未使用となっていますが、先発売のTOYで使用された物の使いまわしとなっています。新マンもブリキと同じイラストです。新マンの方は、そのままプラモデルに使用されました。


●同時期発売なので、キングジョーにもST無し箱があります。
ST無しキングジョー640
※ネット拾い物画像です。


●みくに文具に入荷した時の話。
はっきりと記憶に残ってるんですが、キングジョーやエレキングなんかと一緒に入荷してきました。それぞれ1個ずつ。
「バルタン星人の箱絵、かっこいい~~すげ~~!!」っと手に取りましたが、バルタン星人はその日のうちにすぐに売れていきました。ほんと、出会いは、一瞬でした。 その後、エレキングだけが、ず~~~と売れ残りつづけ、その箱をいつも見ていたので、私はエレキング(箱)に思い入れが強く、大好きとなっています(笑) 入荷はそれ一度だけだった記憶です。


~マルサン バルタン星人~
誌面で話題にしたショウワノートはこれです。
梶田画集バルタン640
このイラストは、当時のビクターEPレコードのジャケットにも使用されています。
画像は、梶田氏の画集から。お薦めの画集です。(洋泉社/2014年41月12日発行)
梶田画集640

個人的に、このパゴスのイラストなんか、怪獣画として最高です!
梶田画集パゴス640


●この時代は、ロゴなどにも良い仕事をしていました。誌面で紹介しているマルサン「バルタン星人」タイトルを見て下さい。主役じゃないバルタン星人にも、本気でロゴを作っています。
同じように、「星」の文字が凝っているプラモデルを調べてみました。まだまだありそうですけど4種紹介します。
星文字640
流星号、流星仮面、バンデル星人、キケロ星人。


●マルサン時代のバルタン星人プラモデルには、2つばかりの有名話があります。
「電動のバルタン星人が企画されて、試作まで作られていた」と、「100円バルタンは本編ミニチュアとして、使用されている」です。

電動バルタンに関しては、簡単には調べられませんので、100円バルタンの本編使用を再確認してみました。 16話の「科特隊宇宙へ」で使用されていることになっています。
バルタンTOY1-640
「あれ?」 飛んでるのは、ソフビのバルタン星人ですね。

奥に小さい編隊も飛んでいるので、これかな?
バルタンTOY2-640
なんか、違和感。。。。
バルタンTOY3-640※完成品画像はネット拾い物です。
私の見る限り、マルサンの100円バルタン星人とは違う気がする。。。
これ、違うんじゃないですかね?

絶版プラモデル関連の書籍で、マルサン100円バルタン星人が紹介されるときは必ず、本編で使用されたと紹介されます。絶版プラモに興味がある方には、当然のうんちく話となっています。
私も、そのまま信じておりました。

手持ちの資料で、最初にこの話を紹介しているのはどの書籍か調べてみました。
上で紹介した昭和62年(1987年)発行の講談社の「ウルトラマン大全集」が一番古いみたいです。
(これ以前に、同人誌(ファンジン)系でありそうな気もしますが。。。。)
きっと、これを参考資料に、その後のライターさん達は引用していった気がします。

くらじたかし氏の「マルサン-ブルマァクの仕事」は発行が2000年前後なので、当然「ウルトラマン大全集」も参考資料としていると思いますが、こちらはインタビュー形式の話をまとめたような作りなのですが、そこでもがっつりと100円バルタン星人が使用されたとの話がでてきているのには「なぜ?」と、悩ましいところです。

バルタン星人の完成品はなかなかの激レア物なので、今回は、現物比較はできませんでしたが、もしかしたら、見る角度によってやはり使われていたとの結論がでるかもしれません。
個人的には、違うんじゃないかとの目線で調査を続行していきたいと思っています。


●最後にマルサンのバルタン星人のパッケージ絵師はだれ?です。
普通に画風と他の100円シリーズを描いていることから、関口猪一郎氏ですんなり確定!っとなるのですが、今回は、確定まで出せませんでした。
「ウルトラマンプラモデル大鑑」に、血祭氏が直接、関口氏にマルサン時代の箱絵仕事を確認しているインタビュー記事が紹介されていて、その中では「バルタン星人」の名前は上がらず、作者不明としているんです。当然、バルタン星人の箱絵も見せて確認してもらっているようなんですけど。。。。。

ただ、同時期発売の関口氏が描いたTOYのバルタン星人の背景色が、100円バルタン星人と同じなんですよね。真相は、原画を保有してそうな西村氏に、機会があればお聞きしたいと思っています。
射的ゲーム640
※画像はネット拾い物です。



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Last Modified : 2021-01-10

No Subject * by pazulumo
読み応えあって楽しいです(^^

ブルのプラモ頭部はウルトラファイト版を参考に造形したように見えます。
顔面の鼻・口・眉にあたる部分が本編スーツよりファイトに近い印象です。
特撮秘宝6号のファイト特集で品田冬樹氏が「ファイト版頭部はFRP製で、同じ型からラテックスで抜いたのがバルタンジュニア」と証言されているので、結果的にジュニアにも似ているのでしょうね。

撮影用飛び人形は、脚の開いた角度以外は100円プラモに近いようにも見えます。
ソフト人形の方はそのままでなく脚の付け根を改造して使用したのが判明しているので、プラモも各部を改造しているかもしれませんね。
あるいは1体だけ改造して、それを型取り・量産したのかも?

マルサン箱絵は、関口氏とタッチの似ている別人の場合もあるそうだから、判断は難しいですね。
個人的には、腰から太ももへの人体の捉え方が関口氏とは違うように思います。
プラモデル大鑑記事はギャンゴも無視されていたりするので、正確さはイマイチでしょうね…

No Subject * by dai
なかなか、誌面への落とし込みまで行けなかったネタばかりでしたので、補足情報が多くなってしまいました(笑)

Jrの頭部はそんな経緯があったんですね。通りで似てるわけですね。ちゃんと、特撮秘宝も揃えていないと駄目ですね(^^;)

100円バルタンは後ろのスカート部分がツバメタキシードのように2つに分かれているので、その形状も違うと思ってました。 改造→複製・・・も可能性でありますね。

100円カネゴンの箱絵も、関口氏だと思ってたんですけど、2012年の「ウルトラマン創世記展」図録で、画:帰山嘉郎さんと紹介されているのをみつけて、それでさらにわからなくなりました。 一応、叔父(上田信)にも確認してもらったんですが、叔父は「関口さんでしょ」との返答だったんですけど(^^;) 当時はペンネーム使ってた方も多いからな~とも言ってました。

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No Subject

読み応えあって楽しいです(^^

ブルのプラモ頭部はウルトラファイト版を参考に造形したように見えます。
顔面の鼻・口・眉にあたる部分が本編スーツよりファイトに近い印象です。
特撮秘宝6号のファイト特集で品田冬樹氏が「ファイト版頭部はFRP製で、同じ型からラテックスで抜いたのがバルタンジュニア」と証言されているので、結果的にジュニアにも似ているのでしょうね。

撮影用飛び人形は、脚の開いた角度以外は100円プラモに近いようにも見えます。
ソフト人形の方はそのままでなく脚の付け根を改造して使用したのが判明しているので、プラモも各部を改造しているかもしれませんね。
あるいは1体だけ改造して、それを型取り・量産したのかも?

マルサン箱絵は、関口氏とタッチの似ている別人の場合もあるそうだから、判断は難しいですね。
個人的には、腰から太ももへの人体の捉え方が関口氏とは違うように思います。
プラモデル大鑑記事はギャンゴも無視されていたりするので、正確さはイマイチでしょうね…
2021-01-10-16:55 * pazulumo [ 編集 * 投稿 ]

No Subject

なかなか、誌面への落とし込みまで行けなかったネタばかりでしたので、補足情報が多くなってしまいました(笑)

Jrの頭部はそんな経緯があったんですね。通りで似てるわけですね。ちゃんと、特撮秘宝も揃えていないと駄目ですね(^^;)

100円バルタンは後ろのスカート部分がツバメタキシードのように2つに分かれているので、その形状も違うと思ってました。 改造→複製・・・も可能性でありますね。

100円カネゴンの箱絵も、関口氏だと思ってたんですけど、2012年の「ウルトラマン創世記展」図録で、画:帰山嘉郎さんと紹介されているのをみつけて、それでさらにわからなくなりました。 一応、叔父(上田信)にも確認してもらったんですが、叔父は「関口さんでしょ」との返答だったんですけど(^^;) 当時はペンネーム使ってた方も多いからな~とも言ってました。
2021-01-10-21:54 * dai [ 編集 * 投稿 ]